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2005年8月 8日 00:16

2度目のお見舞いに箱庭へ行ってきた。 2畳ほどの面会室で冗談を言いながら笑いあっ...

2度目の箱庭

2度目のお見舞いに箱庭へ行ってきた。
2畳ほどの面会室で冗談を言いながら笑いあった。
2種類のプリンを分けて一緒に食べた。

薬が合っているのか、良くなって来たのか
とても落ち着いていて、
僕の知る彼女となんら変わりはなくて
違っているのはここが箱庭ということと、
目を背けたくなるほどやせ細ってしまった
その腕だった。

気が付くと箱庭で、こんな筈じゃなかったのにね
と苦笑いしながら言っていた。

8月末には外泊許可を取って、行き付けの美容院に行きたい
そう話していた。

容態が前よりも明らかに良くなっているかも
と感じる自分に嫌悪する。

良くなるって何だ?悪いって何が?
普通ってなんなんだよ?どうなったら異常なんだ?

自分は医者でもないくせに、解かった気になっている
実際は薄汚い現実と、箱庭の間には
鉄格子も鍵付きの扉もなくて
海と河川が繋がっているように
その境目は曖昧で、不確かな存在で
僕なんかがどう思っても
どうしょうもないことで
どうにも出来ないことで
やるせないと言うか、切ないというか。

また9月になったら来るね。
ま。その時まで入院してたらの話だけどね。
と冗談吹いた僕の言葉に
多分まだももう少し居ると思うよ。
そう言った彼女は寂しげだった。

早く元気になって欲しい。
早く元気になってくれることを信じてる。