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砂漠の縞馬思いを綴る

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2005年11月 2日 00:58

片時も休むことなく傷を負い誰が為に生きることを止め、心と体に重力を取り戻した時 ...

光合成

片時も休むことなく傷を負い誰が為に生きることを止め、心と体に重力を取り戻した時
初めて地に足をつけ、必要とあらば根を生やし、のびのびと光合成を行い木の葉を茂らそう
真実は小説よりも奇なりて、言うが安し行うが難し
私が30年かけて培ってきた植木鉢の中身はその首を天高く伸ばし
太陽を掴まん勢いで、大きく育っていたのだけれど
その茂った青葉にまぎれて、小さな花こそ咲けど、決して実を付けることはなかった

ぼくはね、大きくなったらこうこがくしゃになるんだよ
そいでね。だれもみつけてない、まやのいせきをはっくつするんだ
そこにはね、きっとね、ものすごいいさんがねむってるんだよ

え?将来何になりたいかって?そんなの決まってるじゃん
やっぱ世界征服が男の浪漫でしょ、でも野蛮なのは嫌だから、新興宗教でも起こして
教祖になって信仰による世界征服なんてどうだろう?

新規に確立されたビジネススキームを考案することは容易ではないが
機会があるならばこそ自分は挑戦し続け、俺を馬鹿だと思ってる輩を見返して
搾取される側ではなく、必ずや搾取する立場に立ってやるさ

そぉだねえぇ、今まで生きてきて、コレといった花を咲かせることも出来ず
平凡でありふれた道則だったけど、旅立つ時に悲しんでくれる者が居る
それが一番大切なことじゃあないかのぉ

僕らは何時だって、有終の美を飾る為に生きている
たとえ実の成らぬ、植木鉢の中身にだって美しく枯れる権利はあって
その小さな植木鉢の中で、精一杯根を広げ、力の限り葉を覆い茂らせ
実は成らずとも一世一代の花を咲かせる為だけに光を求める

御影石の上で小さく膝を抱かえて、コンパクトに折り畳まっていた自分に
そっと声をかけ、忘れていた記憶を、めくるめく野望を、有終の美を伝えよう

例え誰一人に気付かれず、鉢に水を注いでくれるヒトさえもいないとしても
雨は平等に降り注ぎ、陽はまた平等に照らしてくれるのだから

精一杯、可能な限り、美しい花を咲かせようと、思わずには居れない
精一杯、可能な限り、一世一代の花を咲かせる為だけに
光を求めずにはいられない